2016年9月9日金曜日

ロシア政府が「スパイ」指定

ロシア政府は5日、大手世論調査機関として国内唯一の独立系である、レバダ・センターを「外国エージェント(スパイ)」に指定しました。

2014年の「外国エージェント」法は、国外から資金援助を受けてロシア国内で政治活動を行う組織に登録を義務づけています。ロシアでは外国のエージェントは通常スパイを暗に意味します。

ロシア法務省は、レバダ・センターを外国エージェントの機能を果たす非営利組織と認定。詳しい理由は明らかにしていません。

レバダ・センターの調査結果は外国メディアにとってロシアの世論を測る指標となってきました。ロシア下院選まで2週間を切っていますが、レバダ・センターのグトコフ所長は独立した調査活動は事実上、不可能になる。プーチン政権の典型的なやり方だと批判しています。

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