米国のケリー国務長官とロシアのラブロフ外相が16日、シリア情勢で電話会談をしました。停戦の延長の重要性で一致したものの、両者の対立は深まっているようである。
米・ロが合意し、シリアのアサド政権と反体制派に求めた停戦は、16日の日没で丸4日が経過。散発的な戦闘があり不安定です。
停戦後発効後の15日には、アレッポの政府軍支配地域などで子ども2人が死亡し、初の死者となりました。16日には反体制派支配地域のイドリブへの空爆で3人が死亡しています。
アレッポに向かう人道支援の車列は、安全上の懸念から、依然トルコ国境にとどまっています。
ケリー氏は、人道支援のためロシアが政権に影響力を行使するよう求め、人道支援がなければ過激集団に対するロシアとの共同作戦を始めないと表明。ラブロフ氏は、過激集団が反体制派から離脱しなければ反体制派支配地域を空爆すると警告しました。
他方、米・ロ合意で停戦対象外になっている過激派組織ISの支配地域、東部のヤマディンで15日、空爆があり、23人の住民が犠牲になりました。米・ロどちらかによるものかは不明です。
また、米特殊部隊の兵士5、6人がシリア北部のライに入ったものの、トルコが支援する反体制派に追い出されました。米部隊は対IS作戦でトルコ軍などと連携していたといいます。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年9月18日日曜日
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