2016年9月19日月曜日

空爆で政権軍80人が死亡

米軍主導の有志連合軍は17日、シリア東部のデリゾート空港付近のアサド政権軍を空爆し、政権軍兵士が多数死亡しました。シリア内戦を監視するシリア人権監視団の発表では少なくとも80人、アサド政権を支援するロシア国防省発表では少なくとも68人が死亡しました。12日に始まった停戦が維持できるかどうか不透明な状況となります。

米軍中央司令部は声明で連合軍は過激派組織ISの戦闘拠点を攻撃したと確信している。攻撃前に時間を掛けて追跡していると述べています。

空爆を受けたアサド政権軍拠点は過激派組織ISの支配地域に囲まれています。ISは米・ロが合意した停戦の対象外です。

空爆直後、ISは政権軍の拠点を制圧した模様で、ロシア外務省は、米国はISの肩をもっていると非難。米・ロが合意したシリア停戦を掘り崩す恐れがあると述べています。

人権監視団はロシア機も同じ頃付近で空爆をしていたと述べています。

シリアでは12日、米・ロの合意に基づく1週間の停戦が発効し、期間後も48時間毎に停戦を延長する合意が両国間で交わされていました。

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