インドの首都ニューデリーで、デング熱の感染が急増しています。13日までに確認された患者数は1300人近くに達し、過去数年間で最悪の水準を記録。デリーの首都圏政府は、市内の病院に対して、病床の確保など緊急の対策を取るように呼びかけ、緊張が高まっている。
首都圏政府によると、デング熱の症例は9月に入って急増しています。今年はさらに悪いことに、同じ蚊を媒介とするウイルス性感染症、チクングニア熱も拡大中で、その患者数も1000人を突破。これらの二つの感染症による首都圏に死者数は既に15人に上っています。
政府は市内の病院に対し、患者の受け入れを拒否してはならないと通達しています。患者の急増が病院のパンクと治療拒否を生み、放置された患者から感染が広がるという悪循環が懸念されています。
このため、政府は病床の増設を目標に各病院の受け入れ能力の拡充を要請しています。さらに電話相談窓口も設置。住民には感染への注意を呼びかけています。
インド北部では例年、9月頃からデング熱が流行し、10月中旬にピークを迎えます。医師は地元メディアの取材に今年はモンスーン期の雨量が多い。このためデング熱の患者数も増加すると考えられます。こうした条件はチクングニア熱も同じで、この二つの病気が同時に爆発的に流行する事態も考えられ、首都圏政府は警戒を強めています。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年9月16日金曜日
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