北京=時事 中国の世界遺産「万里の長城」の修復作業で、上部がコンクリートのようなもので塗り固められ「破壊された」と批判が殺到しているという。
これを受け、当局は調査を始めましたが26日付け、英字紙チャイナ・デーリーは論説記事で「歴史に対する犯罪だ」と指摘しています。
問題となった、東北部・遼寧省の小河口村で行われた作業。観光客が余り訪れない場所で、明朝時代に作られた全長6000㌔以上とされる長城の内で、最も美しいといわれてきました。地元報道によると、約500㍍が平たんな歩道のようになっています。
国家文物局の説明では、長城の破損がひどいため、専門家の意見を踏まえ、2013年~14年に修復作業を実施。担当した地元当局は、すべて合法的に行われたと反論しました。
チャイナ・デーリーは、インドの世界遺産タージマハル廟を現代のタイルで飾るようなものだと厳しく非難しています。
中国という国は世界遺産の価値を知っているのだろうか、コンクリートで修復すれば世界遺産の価値がなくなるのは目に見えている。修復のするだけの予算がなかったのか、手抜き工事をしたのか、まさしく犯罪的修復工事である。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年9月30日金曜日
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