2016年9月24日土曜日

暴力再燃、援助要員に犠牲

潘基文国連事務総長は、同国の指導者が部族の違いなどを政治に持ち込んで、武器を向け合う状況の中で、子ども、女性、男性の命が犠牲になっていると指摘。数万人が死亡し、260万人が国内外で避難民・難民となり、480万人が深刻な食糧不足となっていると述べました。

潘氏は、2月に現地を視察した時よりも事態が悪化し、国の多くの地域で暴力が再燃しているとして、レイプの大規模な横行や、人道支援関係者への襲撃などを挙げて、重大な懸念を示しました。

日本の自衛隊がPKOで派遣されている南スーダンでは2013年12月以降、キール大統領派とマシャール大統領派の武力衝突が激化。昨年8月に和平協定が結ばれましたが、今年7月に戦闘が再燃しました。

潘氏は、7月に首都ジュバでホテルが襲撃され、援助団体要員が殺害された事件を含め、13年以降の援助要員の犠牲者は63人に上ったと指摘。この紛争に軍事的解決はないとし、紛争当事者に対し和平協定の尊重を求めました。

会合では、南スーダンは子どもにとって世界で最も危険な場所だ、国連児童基金(ユニセフ)のレーク事務局長、われわれは受け身の傍観者ではいられない。欧州連合(EU)のステェリアニデス欧州委員(人道支援・危機管理)などの発言が相次ぎました。オブライエン国連事務次長は民間人保護の、強力な解決策に言及しつつ、戦闘の当事者が流血を止めて和平への努力をするよう、圧力を掛けてほしいと各国に呼びかけました。

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