2015年8月28日金曜日

潜水艦、豪で建造も

オーストラリア南部時事=オーストラリア政府が進める次期潜水艦調達計画を巡り、日本の官民で構成する派遣団は26日、初めて現地説明会を開きました。

団長は豪防衛企業との協議を通じて、豪での現地建造を真剣に検討していると明言し、受注に強い意欲を示しました。

日本は昨年4月、武器輸出三原則に代わる防衛装備移転三原則を決め、武器輸出に道を開きました。潜水艦技術供与が決まれば、戦後初の大型案件となります。

豪政府は最大12隻の潜水艦を、日本、ドイツ、フランスのいずれかと共同開発します。①豪現地建造、②海外建造、③折衷案の3通りの費用や工期を提出。

豪政府は提出された案を検討し、来年上半期に提携先を選びます。三菱重工業が建造する、そうりゅう型潜水艦の受注が有力視されます。

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