2015年8月30日日曜日

盗難出来ない自転車

(CNN) 愛好家なら大抵が腹立たしい思いをさせられたことのある自転車の盗難。チリの若手起業家3人がその問題を解決しようと「盗めない自転車」を開発した。

この自転車「イェルカ」を開発したのはチリの大学で工学を学んだ22~24歳の起業家3人。きっかけは、1人が自転車2台を盗まれたことだった。

イェルカは、アルミニウム製のダウンチューブ(自転車中央部の斜めのフレーム)が2つに分かれて横に張り出せる構造になっている。サドル下のシートチューブを外し、街路樹やポール、自転車ラックなどを囲んでダウンチューブに接続すれば、自転車は固定される。

ロックするのにかかる時間は10秒足らず。盗もうとすればフレームを切断するしかなく、自転車は使い物にならなくなる。

開発に当たってはインターネットのクラウドファンディングサイトなどを通じて出資者を募集。

米国を中心に、欧州やオーストラリア、香港、ニュージーランドからも引き合いがあり、このほど初めて300台の生産を注文した。

販売価格は最初の100台が400ドル、以後は500ドルに引き上げた。いずれは600ドル以上に引き上げる予定だという。

まずはチリで100台を売り出し、2016年には米国で販売を開始。その後は世界への進出を予定している。

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