2015年8月23日日曜日

朝鮮半島緊迫

軍事境界線に近い韓国京畿道で北朝鮮軍が砲撃し、韓国軍が応戦した事件で、韓国軍合同参謀本部は21日、北朝鮮軍総参謀部に対して、全ての責任は北朝鮮に有るとし、北朝鮮軍の砲撃は朝鮮戦争の休戦協定や南北不可侵合意に違反した挑発だと強く抗議する通知文を送りました。

韓国統一部も同日、長官名で、挑発に厳しく対処する方針を示した書簡を送ろうとしましたが、北朝鮮側が受け取りを拒否したと関係者が明らかにしました。

今回の応戦の発端は今月4日、非武装地帯(DMZ)で北朝鮮製の地雷が爆発し、韓国軍2人が重症を負ったことです。これに対し韓国軍は10日、前線地域で11年ぶりに、拡声器を使い宣伝放送を開始。北朝鮮は20日、韓国国防省に通知分を送付し、宣伝放送を中止と拡声器の撤去を22日午後5時までに行う様に求め、応じなければ軍事行動に出ると警告しました。

韓国側のDMZ内の民間人らは待避所に避難。北朝鮮も付近の住民達に退避訓練を行ったと言います。

韓国の最大野党・新政治民主連合は同日、国会内で議員総会を開き、北朝鮮の挑発行動に対する糾弾決議を採択しました。北朝鮮の挑発行為に対して即刻止めることと共に、韓国政府に対して冷静な対応で、軍事対立を防ぐ様に求めています。

北朝鮮は挑発するだけで、戦争など出来る経済状態でない。仮に戦争になっても韓国軍・アメリカ軍に制圧されるだけである。中国やロシアも北朝鮮を支援するかも知れないが、両国とも経済状態が悪く、仮に軍事支援を行うかも知れないが、中国やロシアは経済的に疲弊するのではないでしょうか。

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