2015年8月23日日曜日

スプラトリー諸島軍事拠点

ワシントン時事=米国防総省は21日までに、アジア太平洋の海洋安全保障戦略に関する報告書をまとめました。報告は、南シナ海のスプラトリー諸島での中国の岩礁埋め立てについて、6月時点でベトナムなどの他の係争国の17倍に当たる2900㌈に達したと指摘。将来、空母と連携した中国の軍事拠点になる恐れがあると危機感を示しました。

報告書によると、中国は2013年12月に埋め立てを開始、ファイアリークロス礁の飛行場は完成しつつあり、2つめの飛行場も、建設中の可能性が有ると述べてました。

さらに同諸島の約95%の埋め立ては中国によると強調し、規模、実態の双方でこれまでの取り組みと全く異なる。中国は海域での物理的現状を一方的に変えつつあり、緊張緩和に向けた外交努力を困難にしていると批判しました。

米軍の地域における海洋安保戦略の項目では、抑止と紛争対応のための強化、プレゼンスの強化、同盟、友好国の能力増強などを柱に掲げました。

太平洋艦隊に所属し、米領外を拠点とする艦船の総数を今後5年間で約30%増やす方針を示しました。

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