2015年8月15日土曜日

最強のエルニーニョ現象

【マイアミAFP=時事】米気象当局は13日、今年始まったエルニーニョ現象が、ここ65年で最強レベルになる可能性があるとの予測を発表した。

エルニーニョ現象は、赤道太平洋の海面温度が上昇すると起きる現象で、世界各地に豪雨や干ばつをもたらす。

今年のエルニーニョ現象は3月に始まり、約1年続く見込みで、オーストラリア当局は既に、今年の同現象は「強く」かつ「相当な」規模になるとの予測を発表していた。

米海洋大気局(NOAA)気象予報センターのマイク・ハルパート副部長は13日、この傾向は依然として続く見通しだと発表。「今月の新たな予測では、今年のエルニーニョ現象は1950年以降で最強水準になる見込みだ」と述べた。

前回のエルニーニョ現象は5年前に発生。この影響により、東南アジアでモンスーン、オーストラリアやフィリピン、エクアドルで干ばつ、米国で暴風雪、ブラジルで熱波が起きたほか、メキシコで死者が出る洪水が起きるなど、深刻な被害が出た。

日本の大猛暑、台風が襲うかも知れない。すでに台風15号、16号が発生している。それらの台風が日本を直撃すれば、甚大な被害をもたらすことになる。

エルニーニョ現象が1年も続くとなると世界的な天候不順により、穀物の不作が予想される。東南アジアでは干ばつにより、稲作が出来なくなっている国もある。世界的に食糧不足が起きるかも知れない。

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