2015年8月7日金曜日

人民元の国際通貨化は先送り

ワシントン時事=国際通貨基金(IMF)は4日、IMF準備資産の算定基準となる通貨に中国の人民元を加える場合、組み入れ措置を2016年9月末まで9ヶ月間先送りすべきと担当者の見解を発表しました。IMFは元の国際化急ぐ中国の要請で、元の組み入れを審査しており、年内にも是非を決定します。

IMFは特別引き出し権(SDR)を呼ばれる準備資産の国際通貨を、国際的利用・取引の重要性、利用の自由度を基準に決めています。4日公開の報告書では人民元の重要性を引き続き認めましたが、自由度を巡る運用上の課題を指摘。構成通貨への採用が決まった場合でも、金融市場やSDRへの影響を軽減するため、実行を当初方針の16年初めから同年9月末まで延期する事を決めました。

自由度については、大切な要素だと思う。中国の経済は統制経済でありその通貨が国際通貨として、認めるのには無理があるのではないでしょうか。


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