2017年4月3日月曜日

議会機能停止を撤回

ベネズエラの最高裁は1日、野党が過半数を占める国会の機能を停止するという3月31日の決定を撤回しました。

ロイター通信などによると、マドゥロ大統領は1日の未明に国家安全保障会議を招集しました。会議は、29日の最高裁決定に対して国際社会や野党勢力だけでなく、政府内部に至るまで批判が広まっていることなどを踏まえて検討し、最高裁に決定見直しを勧告。最高裁は決定を撤回しました。会議終了後、同大統領は論争は終わりだと述べました。

マドゥロ大統領は当初、歴史的な判決だ。制度や平和を守る特権が与えられたと述べ、最高裁決定を歓迎していました。決定撤回後の会見では、国会の権限を取り上げる意図はなかったと説明しました。

国会のボルヘス議長は、クーデターが実施された後、国が正常化したふりをすることは出来ないと述べ、抗議活動を継続する意思を示しました。

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