2017年4月2日日曜日

行動規範草案を作成

東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国は2930日の両日、カンボジアのシエムレアプで高官協議を行い、南シナ海行動規範(COC)の枠組み草案を初めて作成しました。5月に中国で再び協議を行い、6月中に正式合意を目指します。

草案の内容は公表されていませんが、現地からの報道によると、信頼熟成と共通利益の増進を目指す、協力メカニズムが盛り込まれています。ASEAN加盟国のうち、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイは、南シナ海の島嶼の領有権を巡り中国と争っています。ASEANと中国は2002年に、事態を悪化させる行動を自制や海洋紛争の平和的解決などを盛り込んだ南シナ海行動宣言(DOC)に調印しています。

行動規範は政治的な合意文書である行動宣言を法的拘束力のある条約文書に格上げするもの。139月に公式協議が始まりました。

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