2017年4月10日月曜日

米、北朝鮮けん制 朝鮮半島に空母派遣

トランプ米政権が北朝鮮への圧力を強めている。ティラーソン国務長官は9日の米テレビ番組で、先のシリアへの攻撃を引き合いに「国際合意に違反し他国への脅威になるなら、いずれかの時点で対抗措置をとる」と話した。名指しは避けつつ、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮を強くけん制した。米海軍は8日、当初予定を変えて朝鮮半島周辺に向け原子力空母カール・ビンソンを派遣した。
 
ティラーソン氏は9日、米ABCテレビやCBSテレビに出演し、「我々の目的は朝鮮半島の非核化と明確にしている」と強調した。シリアへの攻撃が北朝鮮への警告の意味があると示唆した。

同氏は先の米中首脳会談での協議にも触れ「緊張感は高まり、なんらかの対応をせざるを得ない状況だと(中国側は)はっきり理解したはずだ」と述べ、北朝鮮問題での中国の対応を促した。

米海軍はシンガポールを8日出港した空母カール・ビンソンを朝鮮半島に向けて派遣した。米メディアによると、オーストラリアに向かう当初の予定を変更した。米海軍は声明で「西太平洋における米国の権益を守る。一番の脅威は北朝鮮だ」と強調。北朝鮮を抑止するため「米軍のプレゼンス(存在感)を示す」狙いがあると明かした。

マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は9日、米FOXテレビに出演し、米空母の動きについて北朝鮮による一連の挑発に対する用心のためだなどと説明した。その上で「大統領は米国民と同盟国への脅威を取り除くためにあらゆる選択肢をとる準備がある」と述べた。

北朝鮮外務省は8日、朝鮮中央通信を通じ、米軍のシリア攻撃について「主権国家に対する明白な侵略行為で絶対に容認できない」とする報道官談話を発表した。「核兵器を持たない国だけを選んで横暴に攻撃してきたのが歴代米政権だ」と主張し、核兵器の開発を進める姿勢も示した。

北朝鮮では11日に国会に相当する最高人民会議が招集され、15日には故金日成主席の生誕105周年を迎える。重要政治日程に合わせ、北朝鮮が核実験やミサイル発射などの新たな挑発に出る可能性がある。 産経ニュースより

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