2017年4月19日水曜日

「米空母3隻が韓半島集結」はウソ…ニミッツは中東へ

このところ韓国のインターネット上で流れている「4月戦争説」に関連し、その根拠とされていた「米国の空母3隻が韓半島(朝鮮半島)に向かっている」といううわさは事実ではないことが分かった。

米国の軍事専門サイト「ディフェンスニュース」は17日(現地時間)、米太平洋司令部の関係者の言葉を引用し、空母3隻が数週間以内に韓半島周辺の海域に集結するという最近のニュースを同関係者が否定したと報じた。同サイトは「(空母)カール・ビンソンがシンガポール南側のインド洋でオーストラリア海軍と合同演習を実施している」とした上で、「カール・ビンソンがすでに韓半島の周辺海域に到着している」という報道が相次いでいることに複数の太平洋司令部関係者が驚いている、と伝えた。

また、米国の海軍専門週刊誌「ネイビータイムズ」も同日「(韓半島に向かっているとされる空母)ニミッツは現在、今夏の配備に向けて最終段階の準備に入っている」と報じた。ニミッツはイージス巡洋艦1隻とイージス駆逐艦4隻と共に第11空母打撃群(CSG)を構成し、韓半島周辺ではなく中東方面に戦闘機などを載せて向かう予定だという。

インターネットでは最近、南シナ海から韓国の東海(日本海)方面に北上している空母カール・ビンソンと、現在日本の横須賀で整備中の空母ロナルド・レーガンに加え、米国カリフォルニア周辺海域を拠点とする空母ニミッツも韓半島に向かっているという一部海外メディアの報道を受けて「4月戦争説」が流れていた。とりわけ今月14日には日本の時事通信が「カール・ビンソンのほかにニミッツも(第7艦隊の担当区域である西太平洋に向かって)航行中」と報じたことから不安がますます高まっていた。 朝鮮日報より

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