2017年4月18日火曜日

日本人技師像破壊される

台湾南部の台南市は16日、同市官田区の烏山頭ダムにある日本人技師、八田氏、(18861942年)の銅像が何者かによって壊されたと発表しました。関係者が16日、朝に頭部が切断されているのを発見し、地元警察に通報しました。頭部は見つかっていません。

八田氏は金沢出身。日本統治時代にたびたび干ばつに見舞われていた中南部の、嘉南平野の水利事業に尽力し、1930年に当時アジア最大の烏山頭ダムを完成させました。嘉南平野を台湾最大の穀倉地帯へと変えた八田氏の業績は教科書でも紹介されています。

八田氏は日台友好のシンボル的な存在で、2011年に烏山頭ダムに八田氏の功績をたたえる公園がオープンし、馬総統も式典に参加しました。58日が八田氏の命日で、毎年追悼式典が行われています。

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