2017年5月25日木曜日

トランプ大統領「原潜2隻は朝鮮半島方面に」、軍事機密をドゥテルテ比大統領に明かす? 過激な麻薬捜査も称賛 米紙報道

米紙ワシントン・ポスト(24日付)は、トランプ大統領が4月29日に行ったフィリピンのドゥテルテ大統領との電話会談で、北朝鮮情勢の緊迫化を受けて米海軍の原子力潜水艦2隻を朝鮮半島方面に展開させたことを明かしたと報じた。居場所が知られないことを身上とする潜水艦の動静は高度の軍事機密にあたり、知り得た秘密を守れないトランプ氏の「悪癖」が改めて問題視されそうだ。
 
同紙が入手した比政府作成の会談記録によると、トランプ氏は「世界最高の性能の原潜2隻」などの「大規模な火力」を展開させていると述べた。これらの戦力を「使う必要はないだろう」としつつ、「(北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長は)常軌を逸しているので様子をみる」とした。

トランプ氏はまた、薬物犯罪の容疑者を捜査当局者が現場で殺害するなどのドゥテルテ政権の急進的な治安対策を「素晴らしい仕事だ」と手放しで称賛。「(オバマ)前大統領には理解できなかったが、自分には分かる」と支持した。

これに対し、上院外交委員会のカーディン筆頭理事(民主)は「野蛮な残虐行為を称賛するなど言語道断だ」と非難する声明を発表した。 産経ニュースより

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