2017年5月28日、このほど出版された元駐韓大使・武藤正敏氏の著書『韓国人に生まれなくてよかった』が、韓国で大きな波紋を呼んでいる。東亜日報や京郷新聞など韓国主要メディアはそれぞれ武藤氏を「日本の代表的な『知韓派』」と紹介、武藤氏のような「外交幹部出身の人物が『嫌韓本』と取れる書籍を出すのは異例で、波紋が予想される」などと伝えている。
報道によると、武藤氏は同書の中で韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領について「最悪の大統領」と評している。かつて武藤氏が面会した文氏は「北朝鮮のことしか頭になかった」といい、北朝鮮による脅威が高まるこの時期に、韓国の人々がこうした「親北反日」の人物を大統領に選んだことは問題だとの指摘だ。また、「経済政策に通じていないポピュリスト」の文大統領によるバラマキ政策はいずれ失敗するだろうと指摘、またそうなった後には必ず「露骨な反日政策を主張してくるだろう」と警告も行った。
一方、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾に始まった韓国の政権交代については「理性よりも感情で動く(韓国人の)悪い面が出た」と指摘し、「日米が韓国をさらなる窮地に追い込むだろう」と予想している。
武藤氏は2010年8月から2年余り駐韓大使を務めたほか、韓国に12年間の駐在経験がある。その日本きっての韓国通が発した「韓国人に生まれなくてよかった」との言葉は、同氏が今年2月に日本の雑誌に寄稿したコラムのタイトルにもなっており、この時すでに韓国では少なからず物議を醸していた。そして今回の同書名の図書発刊に、韓国のネットユーザーは1万を超えるコメントを寄せている。
コメントのうち、多数の共感を得ているのは「日本人が嫌がるところをみると、大統領を正しく選んだということだな」というもの。また、「あなたのような人が韓国人じゃなくてよかった」「僕は日本人に生まれなくて本当によかった」「そういう君の国だって、これといっていいことはないだろ」「戦犯国の国民らしい発言。恥を知らないね」と、武藤氏に対抗するようなコメントも目立つ。
しかし反対に、武藤氏の指摘にうなずく声も少なくない。同氏がコラムなどで指摘した韓国社会の競争の激しさについて「反論できない」とする声や、「韓国のことをきちんと把握してるね。僕らにもこういう外交官が必要」「理性より感情で動く韓国人。このことは肝に銘じるべきだと思う」「間違ったことばかり言ってるわけじゃないね」との意見も、やはり多くの賛同票を得ているのだ。また、「外国人による韓国への客観的評価は珍しい。参考にすべき点は参考にして、直さないといけない」とのコメントもあった。 infoseek newsより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年5月31日水曜日
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