声明は、最近、南朝鮮で「THAAD」配置撤回のための各階層の闘争が前例なく高まっていると明らかにした。
問題は、「自由韓国党」をはじめ保守一味と政治奸商が米国と合意した「THAAD」配置を撤回すれば「韓米同盟」が揺らぎ、「国論分裂」を招きかねないと騒ぎ立て、新しく権力の座についた南朝鮮当局もやはり「慎重な解決」だの、「国会同意手順」だのと言って各階層の「THAAD」配置撤回要求にあいまい模糊の態度を取っていることだと指摘した。
声明は、「THAAD」配置か、でなければ撤去か、これは外部勢力追従と民族重視の立場を見せる試金石であり、これにおいてはいかなる妥協や折衝もあり得ないとし、次のような原則的な立場をせん明にした。
1.「THAAD」配置は南朝鮮の地を米国の世界制覇戦略実現のための前哨基地、軍事基地として永遠に任せる反民族的売国妄動である。
南朝鮮当局は、「THAAD」配置が世界制覇を狙う米国の核戦争の水車小屋に水をあてがい、侵略の足場を築いてやる天下にまたとない間抜けな逆賊行為であることをはっきり認識し、立場を明白にすべきである。
2.「THAAD」配置は朝鮮半島を諸大国の核戦争の場につくり、前代未聞の大惨禍を招く千秋に許せない逆賊行為である。
もし、米国に追随して「THAAD」配置をあくまでも許すなら、それは「乙巳五賊」も顔負けする天下にまたとない逆賊罪になるであろう。南朝鮮当局は、全民族が厳しい視線で見つめているということを忘れず、直ちに「THAAD」撤去の勇断を下さなければならない。
3.「THAAD」配置は侵略者の力を借りて民族の尊厳と安全、繁栄を千年、万年保証する正義の核の霊剣をなくそうとする反民族的犯罪である。
南朝鮮当局は民族の千年、万年の未来を保証してくれる正義の核の霊剣に対して歓迎はできなくても、侵略者の「THAAD」を引き入れてそれをなくしてみると狂奔した保守一味の策動がどんなに愚かな妄動で、恐ろしい反民族的罪悪になるのかを深くかみ締めてみなければならない。「THAAD」配置は、朴槿恵一味が残した最も深刻な積弊の一つであり、その撤回は南朝鮮のキャンドル民心の強い要求であり、逆らえない大勢の流れである。
それが誰であれ、米国の侵略的な「THAAD」配置を許すなら、保守逆賊一味のように民心から見捨てられ、民族からしゅんげんに審判されるのを免れられないであろう。
朝鮮中央通信
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