2017年5月27日土曜日

米国の対朝鮮敵視政策―「最大の圧迫と関与」の真相を暴露

25日付の「労働新聞」は論評員の文で、最近、トランプ行政府が古びた対朝鮮敵視政策を再包装した「最大の圧迫と関与」の真相を暴露した。

文は、米国の「最大の圧迫」は最も悪らつな反共和国制裁と封鎖の極みであるということについて明らかにした。

すべての手段と方法を総動員して最短期間内に米国の歴代政権もしのぐ高強度圧力を共和国に加えることによって、われわれが核問題において自分らの要求に手を上げなければならないようにするというのが「最大の圧迫」に内包されている陰険な企図の骨子である。

力による威嚇、高強度の軍事的圧迫はトランプ一味がけん伝する「最大の圧迫」で主たる内容をなす。

想像を絶する軍事的圧迫とともに国際外交舞台で合法的な主権国家である共和国を極度に孤立させ、朝鮮の自主的権利を強奪し、人民の初歩的な生存権さえ許容しないというのがまた「最大の圧迫」の主たる内容である。

文は、トランプ行政府がわれわれに親切でも施すかのように美化、粉飾している「関与」政策の本質について暴いた。

それは、「最大の圧迫」という強圧的手段だけではとうていわれわれの核能力高度化を止めることさえできないということを自認している米国が、自分らの悲惨な敗北相を隠し、懐柔と欺まん、駆け引きと説得などあらゆる柔和的手段を動員して「北の核廃棄」の目標を達成してみるということであると暴露した。

文は、トランプ行政府が大げさに宣伝した「最大の圧迫と関与」の政策は世に出るやいなや、ごみ箱に押し込まれる運命に瀕しているとし、次のように強調した。

米国は、自国と対峙している相手をはっきり見なければならず、いつになっても実現されず、相手のさらなる反発と挑戦を招く「最大の圧迫と関与」などの愚かな政策詭弁をこれ以上提唱してはいけない。

「最大の圧迫」や「最大の関与」ではなく、対朝鮮敵視政策の撤回に基づいた認定と尊重、平等と互恵だけが、朝米間に正常な関係樹立のための正しい政策基調になりうる。

機会は多くないし、時間は待ってくれない。

さらなる危機に直面する前に、二度と挽回できないさらなる敗北と破滅に見舞われる前に米国のトランプ行政府は賢明な決断を下す方がよかろう。

朝鮮中央通信

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