2016年10月26日水曜日

英EU離脱過程協議

英国のメイ首相は24日、英国を構成するスコットランド、北アイルランド、ウェールズの3自治政府の首相と会談し、英国の欧州連合(EU)離脱の過程について協議。

英BBCなどによると会談後、スコットランドのスタージョン首相は、先のEU離脱を問う国民投票で、同地域では離脱反対が多数を占めたと指摘。投票結果は尊重されるべきだ。スコットランドがEU離脱の崖から突き落とされるのを傍観するわけにはいかないと強調。

スタージョン氏はこれまでも、英国がEUの単一市場を失うことになればスコットランドへの否定的影響が大きいとして独立の是非を問う住民投票を再実施もあると示唆。この日も、こけおどしではないと語りました。

ウェールズのジョーンズ首相もEUの単一市場参加継続を望むと表明。離脱への対応で中央政府と自治政府が一致するまではリスボン条約50条にもとづく離脱交渉を始めるべきではないと主張しました。

メイ首相は英国が自治体政府と協力していけば、EU離脱を成功されると強調。一方で各自治政府が離脱交渉を前に、独自にEUと協議することは、英国の交渉を傷つけると牽制しました。

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