2016年10月22日土曜日

中国、日本のユネスコ分担金支払停止を大批判

岸田外相は10月14日に表した声明で、日本はユネスコに対し、世界遺産リストへの登録プロセスを見直すよう要請し、最終的に2016年の分担金は支払わない決定をユネスコ側に通知したことを明らかにした。

フア中国外務省報道官は「南京大虐殺は第2次世界大戦中の日本の軍国主義が侵した重大犯罪であり、この史実は国際社会に認証されている。」「南京大虐殺を証言づける史跡がユネスコの登録に含まれたという事実はこれがユネスコ側の基準に完全に合致したことを物語っている」と語っている。 フア報道官は日本がユネスコ分担金の支払停止を決めたことは過去の歴史に顔を向けたくないというその誤った立場を再度示したことになる。
 
イスラエルもユネスコの分担金を一時停止
 
イスラエルのベンネト教育相はユネスコのイリナ・ボコヴァ事務局長に対し、ユネスコがユダヤ民族とエルサレムの数千年にわたる関係を無視しているとする抗議状を送った。

ベンネト教育相はまた、ユネスコは「イスラム主義者らのテロ」を支持しているとしてこれを非難している。 ベンネト教育相はイスラエル国家ユネスコ交流委員会の委員長も兼任しており、委員会にはユネスコとのあらゆる相互関係を一時停止するよう通達している。現地のハアレツ紙が報じた。
 
13日、ユネスコの24人のメンバーは「占領されたパレスチナ」決議を支持。決議にはエルサレムの聖地にイスラム教徒は入れないことが非難されている。 イスラエルはこの決議を侮辱と受け止めた。ハアレツ紙は決議文には聖地の名称がイスラム教上の表記で記されているほか、ユダヤ民族にとって重要な記念碑が記されていないと指摘している。 スプートニクより

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