2016年10月9日日曜日

韓国空軍、北核打撃用「タウルス」を90発追加購入へ

韓国空軍、北核打撃用「タウルス」を90発追加購入へ

韓国空軍が500キロ以上離れたところに精密打撃できる長距離空対地誘導ミサイル「タウルス」を追加で導入することにした。4日、軍関係者が明らかにした。

この関係者は「ことし11月、アジアの国としては初めてタウルスおよそ170発を導入し実戦に配置する予定」としながら「しかし、北朝鮮の核とミサイル能力が現実化している時点で打撃目標が増えており、追加で90発を購入することを最近決めた」と述べた。北朝鮮の脅威が高まっている時ということで攻撃戦力の補強を緊急に決め、あとは最終決定を残すだけだという。

ドイツで製作されたタウルスは、F-15K基地がある大邱(テグ)から離陸直後に発射した場合、平壌(ピョンヤン)の主要施設を打撃でき、休戦ライン付近では北朝鮮全域が射程圏に入る。

対空網が細かい北朝鮮領空に直接入らなくても精密攻撃ができるということだ。衛星利用測位システム(GPS)や映像基盤航法(IBN)、地形参照航法(TRN)を利用して目標物に自ら向かった後、攻撃直前にミサイルに装着されたカメラで撮影した映像を通じて目標物に対する調整もできるという。目標を窓か出入り口か決めなければならないほどの命中率を誇っている。特に、MWS(Multiple Warhead System)と呼ばれる多重弾頭方式を採択していて最大厚さ6メートルのコンクリートを貫くことができる。

全長5.1メートル(翼幅2メートル)、射程距離500キロメートル以上で、全体重量は1400キログラムだ。弾頭の重さは480キログラムになる。ステルス機能を備えているため北朝鮮の防空網を避けることができ、約40メートルの飛行高度でマッハ0.95(音速の0.95倍)で飛行する。

軍はまた、北朝鮮の移動式ミサイル発射台(TEL)など動く標的を打撃する小型精密爆弾(SDB-?)も導入することにした。F-15K戦闘機から発射できるSDB-?は気象条件に左右されないで60キロ以上先から移動標的を打撃することができる。軍関係者は「米軍も最近実戦に配置するほどの最新鋭武器」と話した。 yahooニュースより

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