釜山(プサン)の日本総領事館前に強制徴用労働者像を設置する過程で警察の過剰対応が物議を醸している中、釜山労働者像建立特別委員会のキム・ビョンジュン執行委員長は3日、「日本の地にも設置されている強制徴用労働者像が、大韓民国の地に設置できない皮肉な状況」と批判した。
『積弊清算・社会大改革釜山運動本部強制徴用労働者像建立特別委員会(労働者像建立特別委員会)』によれば、去る1日に日本総領事館前に労働者像を設置しようとする市民を警察が暴力を行使するなど過剰鎮圧して、20人以上が骨折やあざ、擦り傷などの被害を被った。この過程で既存に設置されていた平和の少女像まで毀損した。特別委員会は警察に対する告発など、法的対応を準備している事が分かった。
日本は日本総領事館前に強制徴用労働者像を設置する事に対し、一貫して問題を提起している。日本の共同通信の報道によれば、安倍総理は先月24日の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話で、日本総領事館前の強制徴用労働者像の設置の動きに対し、『適切な対応』を要請している。外交部も『外交的摩擦』を招くという理由から、日本総領事館前の設置に反対する立場である。
しかし、日本総領事館前に強制徴用労働者像を設置しようとする市民団体の意見は異なる。強制連行された我々の労働者に対する日本の公式的な謝罪がない状況で、日本総領事館前の労働者像の設置は日本に一層積極的に謝罪を要求する方式という説明である。
キム・ビョンジュン執行委員長は、「強制徴用労働者像と同じく、日帝強占期に連行された800万を超える我が朝鮮民族に対し、日本は一度も謝罪や賠償をした事がない。これを日本に積極的に促し、我が国民の気持ちを正確に伝達する事が目標である」と伝えた。
同時に、「強制徴用労働者像はソウル・龍山駅や仁川・富平公園、済州島にもあり、昌原にはジョンウ商店街に像が設置されている。日本にもこの強制徴用労働者像が設置されている」と説明した。
強制徴用労働者像は約220の団体、1万人の市民による1億ウォンの自発的募金で製作された。
キム執行委員長は強制徴用労働者の生存者に対する日本と我が政府の支援状況について、「謝罪すらせず事実を認めていないのに、支援なんてありえない事」と言いながら、「我が政府は強制徴用労働者の規模や被害者の生存有無さえ把握していない状況だ」と批判した。
外交部が『外交的摩擦』を理由に労働者像の設置に反対している事に対し、「加害者は戦争犯罪を犯していても事実を認めず、一度も謝罪せずに賠償していない」とし、「日本軍慰安婦合意がそのまま存在して、日本の安倍はテレビに出る度に“少女像を撤去しろ。労働者像を設置するな”と言いながら南北関係に灰を撒いてきた」と叱咤した。
彼は、「このような非正常的な関係を正すのが政府と外交部の役割だ」と言いながら、「政府は“外交公館を保護する”という言い訳をしているが、外交的礼遇よりも過去の問題を整理する事が優先だ」と強調した。レディアンより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年5月3日木曜日
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