トランプ氏は書簡で、北朝鮮が最近、米国に対して「猛烈な怒りと露骨な敵意を示してきた」と指摘した上で、「現時点では会談を行うのは不適切だと感じた」としている。
トランプ氏はまた、「歴史上、悲しい瞬間だ」とし、「北朝鮮は繁栄の機会を失った」などと批判しつつ、「いつの日か会えることを楽しみにしている」と述べ、将来の会談に含みを残した。
トランプ氏は続いて、ホワイトハウスで記者団を前に声明を読み上げ、マティス国防長官や同盟諸国と話し合ったとした上で、北朝鮮が「ばかげた行動」をするならば、「脅威に対処する用意はこれまで以上にできている」と軍事的選択肢をとる可能性に言及し、北朝鮮を強く牽制した。
トランプ氏はまた、強力な制裁で北朝鮮に「最大限の圧力」をかけ続けるとした上で「米国民の安全に関して妥協することは決してない」と強調し、北朝鮮にあくまで核放棄を要求していく姿勢を打ち出した。
一方、ポンペオ国務長官は24日、上院外交委員会で証言し、「数日以内」に今後の対処方針を示すとの見通しを明らかにした。
韓国の文在寅大統領は25日未明、米朝首脳会談の中止を受け「当惑しており、非常に遺憾だ」と表明した。産経ニュースより
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