2018年5月31日木曜日

キリンビール社長「6月に休日出勤し増産態勢をとる」

キリンビールの布施孝之社長は31日、産経新聞の取材に応じ、「国内9工場全てで、6月に休日出勤し、増産態勢をとる」方針を明らかにした。今年3月に発売した第3のビールである「本麒麟」が想定の数倍の売れ行きを記録していることや、フタを開けてそのまま飲める缶酎ハイなどRTD(レディー・トゥー・ドリンク)も前年比10%超の販売ペースとなっており、休日出勤で対応する。
 
同社は、4~5月に一部の工場で休日生産を実施したものの、6月は通常生産に戻す予定だった。しかし、供給が追いつかないため、6月上旬に各工場で1日間の休日稼働を決めたほか、今後、下旬の生産体制を調整し、6月の休日出勤は工場によって2~3日になるとみられている。布施氏は「こうした規模の休日出勤による増産はここ十数年で例がない」と語る。

1~3月の国内ビール類市場は前年同期比で約1%減と苦戦しているが、キリンはここ数年シェアを落としてきた中で、5%増と反転攻勢をみせている。

特に本麒麟の好調で、同社の第3のビールが急増している。今年は5%増の目標を設定しているが、布施氏は「5月までの出荷ペースをみれば、10%超に上方修正する可能性が高い」と強気の姿勢を示した。産経ニュースより

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...