2018年5月31日木曜日

平壌を離れて大丈夫? 金正恩氏の「最後の悩み」

米朝首脳会談の6月12日開催に向けて調整が進む中、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は自身が平壌を離れることについて大きな懸念を示していることが分かった。

北朝鮮の元高官で脱北者のAさんは30日「金正恩氏は今年に入って2度中国を訪問したことを除けば、執権して以来北朝鮮を留守にしたことがない」「特に今回の会談のように、事前に予告した上で平壌を離れるのは初めてとなるため、さまざまな心配事があるだろう」と指摘した。

「首領保衛」を最重要視する北朝鮮当局は、金正恩氏のスケジュールや動線を極秘にしている。スケジュールは書記室と朝鮮労働党のごく少数の側近だけが共有しており、関連ニュースは翌日以降に報じられる。金正恩氏訪中のニュースが平壌に戻った後に報じられたのもこのためだ。だが、今回の米朝首脳会談はシンガポールで予定されており、事前に日程が公開されている。消息筋は「金正恩体制に不満を持つ勢力があれば、何らかの行動を起こす時間を確保できる」と話した。

実際に北朝鮮は、米国との水面下での接触でこのような懸念があることを隠さなかったようだ。これは米紙ワシントン・ポストが最近、米朝の交渉事情に詳しい人物の話として報じた。金正恩氏がシンガポールに滞在する間、自分の身の安全だけでなく、自身の不在の隙を狙ってクーデターが起きる可能性もあると非常に心配しているわけだ。金正恩氏は今月初めに訪朝したポンペオ米国務長官に対しても、同様の懸念を伝えたという。

米朝首脳会談の日程が近づくにつれ、北朝鮮当局が内部の引き締めを図るために腐心している様子も続々と把握されている。日本の朝日新聞によると、北朝鮮当局は先月、金正恩氏が涙を流す様子を収めた映像を地方党と国営企業の末端の幹部らに見せた。かつて朝鮮労働党幹部だった脱北者は朝日新聞に対し「米国との首脳会談を前に、『核廃棄を受け入れる』という問題を住民に訴え掛けるために(映像が)作られたようだ」と述べた。

米政府系ラジオ「自由アジア放送(RFA)」は29日、北朝鮮・咸鏡北道の消息筋の話として「最近、情勢急変に関する中央党の指示文が下達された。『このような時ほど敵の見せ掛けの平和戦略に徹底的に備えなければならない』と内部の結束を促す内容だった」と報じた。yahooニュースより

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