中国メディア・東方網は19日、日本の古都ととして京都と並んで多くの中国地観光客が訪れる奈良に存在する5つの「日本一」を紹介する記事を掲載した。いずれも、古代建築にまつわる「日本一」だ。
記事は、「近畿地方に属する奈良県の面積は日本の47都道府県中40番目。決して広くはないが、奈良時代の首都であったことから悠久の歴史を持つ建築や文化財が数多く残っている」としたうえで、5つの「日本一」を紹介している。
1つ目は、日本一古い木造建築群であるとともに、日本で一番最初にユネスコ世界遺産に認定されたとして、法隆寺を挙げた。「1993年に世界遺産入りした法隆寺は歴史文化、国際交流両方において大きな意味を持っている。その技法は当時の粋を凝集したものであり、東京スカイツリーの構造を設計する際も、法隆寺の五重塔を参考にしたという」と伝えた。
2つ目は、日本一古く、かつ最大の木造建築として東大寺を紹介。「高さ15メートルの大仏が非常に有名だ。大仏殿の右側後方の木柱には下の部分に穴が開いており、大仏の鼻の穴と同じ大きさだと言われている。この穴を通れると、災いや病気を遠ざけ、幸運がやって来ると言われる」と説明した。
3つ目は、日本一古い仏像として飛鳥大仏を取り上げた。「大仏というと鎌倉大仏と東大寺の大仏を想起するが、明日香村にある飛鳥寺の大仏が日本最古の釈迦如来銅像なのだ。飛鳥寺はもともと法隆寺よりも3倍大きかったが、残念ながら1196年の火事で焼け落ちてしまい、1826年に今のサイズで再建された」としている。
4つ目に挙げたのは、現存する日本一大きな方墳だ。飛鳥公園にある石舞台古墳は蘇我馬子の墓とされており、30個あまりの巨岩を積み重ね、総重量は2300トンにのぼると説明。現代に同じものを作るにしても、相当な技術がないと完成できない代物だと伝えた。そして5つ目には、日本一古い人物彫刻として唐招提寺の鑑真像を挙げた。
サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年5月21日月曜日
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