2017年5月1日月曜日

朴槿恵前大統領が準絶食状態、生命の危険も

2017年4月28日、韓国・中央日報によると、収賄容疑などで逮捕され、ソウル拘置所に収監された韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領が、食事をほとんどとっておらず命の危険もある状態とみられている。

朴氏擁護派により4月5日に結党された「セヌリ党」(旧セヌリ党とは別系統)の大統領候補、趙源震(チョ・ウォンジン)議員は、慶尚北道尚州市での遊説で「朴槿恵前大統領は食べ物をほとんど召し上がらず、準絶食状態で命が危うい状況」とし、「もし朴前大統領の身に何かあれば、検察を放ってはおけない」と語気を強めた。また「検察は朴前大統領の命が危うい状況なのに、病院にすら連れて行かない」と述べ、検察の対応を批判した。

朴氏は、執権当時も持病の副腎機能低下症のために慢性疲労を訴えており、特別な事情がなければ、毎週水曜日は公式日程を取らずに官邸で休息を取っていた。副腎機能低下症はアジソン病とも呼ばれ、副腎から出るホルモンが低下する病気だ。初期のうちは、体重の減少や軽い嘔吐、下痢などの症状がみられ、点滴などにより一時的に回復するが、重症化すると、虚脱やけいれん、吐血などの症状が表れる。

この報道に対し、韓国のネットユーザーからは「愚かな検察が無実の人間を死に追いやっている」「ちゃんと食事をとるように言わないと」「拘置所にも医者はいるんじゃないのか」「罪を憎んで人を憎まず。病気だったら治療せねば」「朴氏は権力闘争に巻き込まれた犠牲者だ」など、朴氏に好意的な意見が寄せられた。

その一方で、「仮病じゃないのか」「絶食して死を選んだ」など、厳しい意見もあった。
ライブドアニュースより

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