【サンパウロ=時事】1959年のキューバ革命を率い、引退後も国内外に強い影響力を与えた、フィデル・カストロ前国家評議会議長が25日、逝去しました。
実弟のラウル・カストロ議長が国営メディアを通じて、キューバ革命の最高司令官が今夜午後10時29分死去したと発表しました。
遺体はフィデル・カストロ氏が生前に示した意向に従い、火葬されます。26日に葬儀委員会が開かれ、詳細が明らかになるなる予定です。
カストロ引退後、キューバはラウル議長を中心とした集団指導体制に移行しており、革命政権に与える影響は限定的です。
53年モンカダ兵営を襲撃して失敗しましたが、アルゼンチン革命家チェ・ゲバラらとゲリラ闘争を続け、59年にバティスタ独裁政権を打倒。キューバ革命を成功させました。
61年、米国がキューバと断交。ソ連に接近して社会主義路線を進め、62年にはソ連がキューバに核ミサイルを持ち込むキューバ危機を招きました。
08年には議長職をラウル氏に譲りましたが、引退後も革命の英雄として一定の救心力を維持していました。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年11月27日日曜日
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