2016年11月19日土曜日

円急落

東京金融市場は米国の早期利上げ観測やトランプ次期大統領の政策への期待感から、安全資産とされる円や国債を売って、株式を買う動きが加速しました。円相場は1㌦=110円台後半に急落する一方で日経平均株価は取引時間中に1万8043円まで値上がりしました。1月7日以来の1万8000円台です。

東京外国為替市場の円相場は、午後5時現在1㌦=110円69銭~70銭、前日より1円69銭の円安・ドル高になっています。

日経平均の終値は前日比104円78銭高の1万7967円41銭。米大統領でトランプ氏の優勢が伝わった9日には一時、円高・株安方向に急激にふれています。同日の取引時間中に比べて、日経平均は最大で1931円上昇。為替は10円近く円安に動きました。

株式市場では、多くの輸出企業が想定為替レートを1㌦100~105円に設定しているため、円安が続くと業績が回復する見方が広がっています。

債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは一時、0.040%に上昇、9ヶ月ぶりに高い水準になりました。

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