米国の首都ワシントンで、ネオナチ・人種差別主義者のグループが集会を開き、大統領選でのトランプ氏の勝利を祝い、ハイル・トランプと叫び、ナチ式の敬礼を行ったビデオがニュースで流れました。このニュースが全米に衝撃を与えています。トランプ次期大統領の陣営は、人種差別を非難する声明を出しています。
問題の集会は、オルタ右翼と呼ばれる団体が19日開き、自称オルタ右翼系シンクタンクの代表が壇上でハイル・トランプ、ハイルわれわれの人々、ハイル勝利と叫ぶと一部の参加者から右手を前に伸ばすナチの敬礼で応えました。同代表はスピーチで、アメリカは数世代前までは、われわれ自身と子孫の為に作られた白人国家。
このことが週明けの全米のマスコミで報道されると、トランプ氏の政権移行チームは22日、トランプ次期大統領は、引き続きどのような人種差別も非難する。彼が大統領に選ばれたのはすべての国民の指導者になるからだとの声明を出しています。
しかし、トランプ氏は自身、オルタ右翼系のオンライン・ニュースサイトであるブライトバートの会長を務めたスティーブン・バノン氏を、首席戦略官・上級顧問に指名しており、差別批判は説得力に欠けます。バノン氏の指名撤回を求める声はなくなりません。
米国のホロコースト記念博物館は21日、ホロコーストは殺戮からではなく言葉から始まったと警鐘を鳴らしており、アメリカ国民・宗教・市民社会の指導者に、人種差別的な考え方、敵対的なヘイト・スピーチとたたかう事を呼びかけています。
アメリカの国は白人至上主義の国になるのだろか。そうなれば、黒人や有色人種の人々は迫害を受ける可能性がある。ナチスのようにホロコーストをするような国になるのか、この国は世界の国から相手にされなくなり、アメリカの時代は終わりを告げるのではないかと思う。ナチス・アメリカにならなければいいが。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年11月24日木曜日
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