2016年11月25日金曜日

反政府勢力と国連

【ジュネーブ=ロイター】スーダンで最大の反政府組織の一つスーダン人民解放運動・北部(SPLM・N)が23日、子ども兵士の使用をやめるとする協定に、国連と共に調印しました。

同国では、南スーダンの分離・独立直後の2011年以来、南部のコルドファン、青ナイル地域で政府軍と反政府勢力との戦闘が続いています。西部のダルフール地方では、03年、アラブ系の中央政府に対して、非アラブ系部族が蜂起して以来、紛争が続いています。

3地域の主要な反政府勢力が今年8月に合意した紛争終結に向けたロードマップ(工程表)に基づく停戦協議は、開始から1週間もたたず決裂しました。

SPLM・Nのアルガ議長はジュネーブでの式典で行動計画に関する協定に調印しました。行動計画には、18歳未満の子どもを徴用しない事、現在兵士となっている子どもを解放する事が盛り込まれています。

ただ、アルガ氏も国連側も式典で、子ども兵士の数については明らかにしていません。

国連は声明で、SPLM・Nが行動計画のすべての段階を完了すれば、同組織を国連の子ども兵士徴用リストから削除するとしています。

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