2016年11月6日日曜日

大統領選の激戦州オハイオ

オハイオ州は工業地帯、穀物地帯などがあり産業分布・人口構成などアメリカのミニ縮図といわれている州です。オハイオ州で勝利した候補者が大統領になっている重要な州です。

選挙最終盤には民主党のクリントン氏や共和党のトランプ氏なども何度もオハイオ州に入り支持を訴えています。

オハイオ州はラストベルト(さびついた地帯)と呼ばれるほど、鉄鋼、自動車産業などが衰退し労働者の置かれている状況は厳しい状況に置かれています。

ワシントンのシンクタンク経済政策研究所の調査によれば、2015年に12万人の雇用が喪失しています。雇用全体に占める割合では全米で6番目の高さです。

運送業を営む労働者はトランプ氏が大統領になると危険だ特定の人種や女性の悪口を言いたい放題などでクリントン氏に投票するといいます。

ある選挙集会には偉大なアメリカを再びというスローガンのポスターを手にしているのは、白人有権者ばかりである。かつての繁栄を奪われた白人労働者の怒りに乗じて、最終盤までトランプ氏の支持を維持している。

会場の外では同氏の過激な言動に抗議する人達の声も響き憎悪に満ちたアメリカが再びくることになると抗議集会が行われています。

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