2016年11月24日木曜日

ポト派裁判

【バンコク=時事】1970年代後半のカンボジアで起きたポル・ポト政権による大量虐殺を裁く特別法廷の最高裁は23日、ポト派の元最高幹部で、人道に対する罪に問われたヌオン・チア元人民代表議会議長とキュー・サムファン元国家幹部会議長について、終身刑として一審の判断を支持する判決を下し、両被告の終身刑が確定しました。

2014年8月の一審判決は、ポト派が75年4月に少なくとも200万人を首都プノンペンから強制的に移住させ、多数の犠牲者を出したことや、ロン・ノル政権の兵士ら少なくとも250人を処刑したことなどについて、両被告の刑事責任を認定しました。

両被告は一審判決を不服として上訴。子どもの作り話し、私は社会正義以外のものを望んだ事は決してないと、一貫して無罪を主張してきましたが、最高裁は判決で被告側の訴えを一部認めて兵士らの処刑などに関する一部の罪状に関して証拠不十分などの理由で有罪を破棄。

一方で、カンボジア国民の最終的な運命への考慮が完全に欠如していたと指摘し、両被告の刑事責任について大筋で一審判決を支持、終身刑を科すのが相当と判断しました。

私も一度カンボジアにいったことがある。アンコールワットなども見学したり、お寺を訪問しポト派の勢力に殺された遺骨が大量に積み込まれた墓なども見ていかに大量虐殺が行われたのかが今でも見ることが出来る。さらに、地雷が埋め込まれており、その土地は立入禁止になっている。

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