2018年のノーベル賞の受賞者が発表され、日本からは本庶佑氏がノーベル生理学・医学賞を受賞した。今年も日本人が受賞したことは、日本だけでなく中国内でも大きな話題となった。中国メディアの快資訊はこのほど、中国と比較して日本が多くのノーベル賞受賞者を輩出していることと「日本人の匠の精神はまったく関係がない」と主張する記事を掲載した。
ノーベル賞の受賞は、国の科学技術力と国力を示す物差しとして、中国人は中国から多くの受賞者が出ることを熱望している。しかし、中国がライバル視する日本から毎年のようにノーベル賞受賞者が出ていることで、中国メディアではその理由を探るべく様々な主張が展開されており、「日本人は勤勉かつ堅実で、何事も徹底して取り組むという『匠の精神』の有無が、日本と中国のノーベル賞の受賞数の差になっている」という指摘も多い。
しかし、記事はこの主張に真っ向から反論し、「日本人の堅実な国民性は、逆に創造力を阻むものとなっている」と主張し、ノーベル賞獲得の主な理由ではないと主張した。と言うのも、この記事の中国人筆者は日本で留学と就職を経験しており、その6年間の経験に基づいて独自の意見を述べている。
この中国人は日本での生活で、「あらゆる場面に細かな規則があり、日本人は杓子定規にその規則を守っている」と感じたという。例えば、「職場で、ある道具を週に1度メンテナンスするよう決められ、方法は紙やすりを使って行うようにと教えられた」そうだ。しかし、それでは1時間も掛かるので、電動やすりを使わせて欲しいと求めると、「道具の説明書には書かれていない」という理由で渋い顔をされたという。
後に別の同僚に相談し、何種類かの電動やすりを試したところ、1分ほどで機械内部の汚れを落とすことに成功したという。この経験からも、「勤勉な事は良いことではあるが、時に新しい方法を試みる原動力を奪ってしまう」と指摘し、「優れた発明は『怠惰』から生み出されることもある」と主張した。
続けて、日本と中国を比べ、「どちらが新しい物を作り出す土壌が整っているか」と考えると、「日本人は徹底的にこだわり、追求し続ける『匠の精神』を持っている反面、新しいシステムが浸透するのを拒む、保守的な傾向が見られる」と指摘した。こうした考察から、「日本は中国の手の届かない所にいるライバルではなく、目の前にいて弱点もある」と主張し、今後の中国の発展に期待を表した。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年10月18日木曜日
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