2018年10月22日月曜日

事故直前に運転士が「動力の異常」を通報、製造した日車両が台湾へ調査

■台湾脱線事故 「列車に不具合」運転士から連絡 車両は日本製

台湾北東部で21日、8両編成の特急列車が脱線して18人が死亡、180人以上がけがをした事故で、台湾の鉄道当局は、事故の前に運転士から列車の不具合を知らせる連絡があったことを明らかにし、事故との関連を調べています。

北東部の宜蘭県で21日夕方、8両編成の特急列車が脱線し、台湾当局によりますと乗客366人のうち18人が死亡し、187人がけがをしました。

現場では、21日夜から建設用の大型機械を使って脱線した車両をつり上げて移動させる作業が行われ、22日朝から反対側の線路を使って列車の運行が再開されました。

また、22日朝は蔡英文総統が現場を訪れ、事故の状況について担当者から報告を受けました。

蔡総統はこのあと病院を訪れ、亡くなった乗客の遺族と面会したほか、けがをして治療を受けている乗客を慰問しました。

事故の原因については明らかになっていませんが、台湾の鉄道当局は21日夜の記者会見で、事故の前に運転士から列車の不具合を知らせる連絡があったことを明らかにし、列車に何らかのトラブルがあった可能性を示唆しました。

脱線した車両はJR東海の子会社「日本車輌製造」が製造し、去年、大規模なメンテナンスが行われたということです。

鉄道当局などは運転士から話を聞くとともに、列車に取り付けられていたレコーダーを調べるなどして列車の不具合と事故との関連を調べています。

■乗客「突然スピード速くなり横転」

事故があった列車の先頭から2番目の車両に乗っていた35歳の女性が、手当てを受けている病院でNHKのインタビューに答えました。

この女性は「事故の直前、突然列車のスピードが速くなったと感じ、車両が激しく揺れました。列車は左側に倒れ、私は転げ落ちました。そのあと、車内が暗くなりました」と事故が起きた当時の状況を話していました。

また、この女性は「別の乗客が『この車両には問題があるかもしれない』という車内アナウンスを聞いていた」と話していました。NHK NEWS WEBより

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