特別教授4人を除いた京大全体の名誉教授は1251人(10月22日現在)で、特別教授の割合はわずか0・3%。ほんの一握りだ。
ほかの3人は「数学のノーベル賞」と呼ばれるフィールズ賞を2年に受賞した同研究院の森重文院長(67)▽チンパンジーの認知能力研究の第一人者として知られる松沢哲郎副院長(68)▽高分子材料「多孔性金属錯体」を開発しノーベル賞候補となっている北川進・京大物質-細胞統合システム拠点長(67)。世界的に注目される研究者ばかりだ。
特別教授に任命されるには「国際的に極めて顕著な功績などがあり、京大の研究教育の発展に貢献すると認められる者」との基準を満たす必要がある。具体的な選考手続きは非公開だが、報酬は年俸制で月額30~220万円の範囲と決められている。
京大のある男性教員(43)は「優秀な教授が定年を迎えても退職せずに研究をリードし続けることで、研究が長く継続される利点がある」と評価する。
75歳までの雇用が特例で認められており、東大は「こうした制度が若手研究者の励みになり、研究者としての人生の魅力を高めるための一助となることを期待する」としている。
大阪大も平成29年に「栄誉教授」を設け、これまでに26人が付与されている。
京大の男性准教授(40)は「どの大学でも、特別教授のような制度と同時に若手研究者のポストや活躍の場が確保されていることがベスト。その仕組みができていれば国内の基礎研究の発展に必ずつながる」と話している。産経ニュースより
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