2018年10月23日、中国版ツイッター微博(ウェイボー)上で、日本の対中ODA(政府開発援助)停止に関して残した中国人コラムニストの書き込みに注目が集まった。
微博で240万以上のフォロワーを持つコラムニスト王小山(ワン・シアオシャン)氏は23日、自身のアカウントで「日本は1979年から2018年まで39年中国を援助してきたが、今、安倍晋三首相の手により援助が打ち切られようとしている。これまで、日中関係が海を隔てた隣人同士として『代々友好を続けていく』とされた時も、冷え込みと回復を繰り返した時も、そして一触即発の状態にあった時も、対中援助を中断する首相は誰もいなかった。安倍氏はひどいなあ(泣)」と書き込んだ。
このような書き込みに対し、中国のネットユーザーの多くが「長年の援助についてニュースで聞いたことがなかった」など、日本の対中支援が40年に及んだことを知って驚く反応を示した。「こんなニュースを聞いたことがないんだ」というコメントには、「言っちゃったらどうやって反日を扇動するんだよ」という返信も。
また、「日本が中国を援助していたというのは聞いたことがあったが、まさかこれほど長い期間援助していたとは。これはなかなかできないこと。これも、戦争賠償の1つなのではないかと思う」「中国への援助を一番たくさんしたのは、実は小泉純一郎氏だった。中国では伝えられていないけどね」「日本は過去の悪行を認めない以外は、素晴らしいと思う」などといったコメントも見られる。
この他、「中国はもはや米国を超えて世界一の対外援助国になっているからね」「世界第二の経済大国が、GDPが半分以下の国から支援を受ける」「これからの両国に必要なのは互恵関係による協力であり、一方的な無条件援助ではなくなったということだよ」など、さまざまな面からODA打ち切りに理解を示す声も目立った。さらに「日本は東南アジアの道路建設を援助することで、東南アジアの自動車市場を独占した。この『援助交際』はわれわれも学ぶべき。まずはアフリカからだ」との感想も見られた。レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
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