2018年10月25日木曜日

ロボットで外食を“自動化” パナソニックが中国で新会社

「パナソニック」は、ロボットなどによる自動化が急速に進んでいる中国で、大手外食チェーンと新会社を作り、外食の自動化ビジネスに参入することになりました。

パナソニックは、中国の大手外食チェーン「海底撈インターナショナルホールディングス」と都内で記者会見を開き、共同で新会社を設立したと発表しました。

海底撈は、世界で360余りの店舗を展開する中国最大手の火鍋料理のチェーンで、新会社は、各店舗のちゅう房にパナソニックが開発したアーム型のロボットを導入し、作業の自動化を進めるということです。

発表に先立って今月最初に導入する北京の店舗が公開され、ちゅう房の中では18台のロボットが注文を受けた鍋の具材を棚から次々と取り出して、トレイに並べていました。

中国では、人件費の高騰を背景に、ロボットなどによる作業の自動化が急速に進んでいて、パナソニックは、中国市場を自動化ビジネスの先端的な市場と位置づけ、今後、事業を拡大したいとしています。

パナソニックの樋口泰行代表取締役専務は「自動化のニーズが急速に高まっている中国市場で大きなビジネスにつなげていきたい」と話していました。

また、海底撈インターナショナルホールディングスの張勇代表は「業務が非効率だった外食産業全体に一つの光がさしたと感じた。今後もロボットの導入を広げていきたい」と話していました。NHK NEWS WEBより

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