2018年10月29日月曜日

人工衛星「いぶき2号」 打ち上げ

地球温暖化の原因とされる温室効果ガスを観測する日本の人工衛星「いぶき2号」を載せたH2Aロケットは、さきほど午後1時8分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。ロケットはこのあと、午後1時24分ごろに「いぶき2号」を分離し、軌道に投入します。
温室効果ガスを宇宙から観測する人工衛星「いぶき2号」はきょう午後1時8分、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット40号機に載せて打ち上げられました。

ロケットは補助エンジンなどを切り離すなどして上昇を続け、このあと、午後1時24分ごろ、高度613キロ付近で「いぶき2号」を分離する予定です。

「いぶき2号」は、環境省やJAXA=宇宙航空研究開発機構などが開発し赤外線を検知する高性能センサーで二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスを宇宙から観測します。

9年前に打ち上げられた「いぶき」の後継機で、観測の精度はおよそ8倍に向上したということです。また二酸化炭素が自然に発生したものか、工場などでの産業活動で発生したものかを見分けられるほか、粒子が極めて小さい大気汚染物質「PM2.5」の濃度を調べることも可能です。

このほか今回H2Aロケット40号機は、海外から3機目の打ち上げの受注となるUAE=アラブ首長国連邦の地球観測衛星も載せていて「いぶき2号」に続いて分離し軌道に投入する予定です。NHK NEWS WEBより

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