2018年3月26日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使として中国を訪れた鄭義溶(チョン・ウィヨン)大統領府国家安保室長が、習近平(シー・ジンピン)国家主席と面談した際の席順が「外交欠礼」論争を呼んでいた。これについて、中国側は「新たな慣行」と説明したという。
問題の場面は今月12日にさかのぼる。鄭室長が北朝鮮訪問の成果などを説明するため中国を訪れて習主席と面談した際、習主席が上席である中央に座り、その左右に中国の外交関係者と鄭室長が座ったことが「外交上の非礼」と物議を醸していた。
これについて、記事は北京外交の消息筋の話を引用し、中国側が「(今回の座席配置は)新たに定着した慣行」と説明したと伝えた。中国側は、「慣行と呼べるほどの事例があるか」という質問に対しては「事例はあるが、特定の事例に言及することは不適切」としつつも「(最近)そのような事例が増えている」とし、韓国だけを狙った行動ではないと説明したとのこと。さらに同消息筋は「両国は鄭室長の訪中日程について形式的な面より中身を重視して進行した」とも伝えており、「中国側も今回の鄭室長の訪中に大きな関心を示していた」と強調したという。
この席順問題は、昨年5月に李海チャン(イ・ヘチャン)元首相が特使として訪中した時にも物議を醸していた。
これを受け、韓国のネット上では「習主席は自分を皇帝とでも思っているのかな」「韓国を下に見てるってことか」「これじゃ社会主義国家というより王権独裁国家」など中国側への非難コメントが上がり、「安倍首相にしろ習主席にしろ幼稚過ぎる。椅子や席順がプライドと関係ある?」など矛先は日本にも向けられている。
これは、韓国で徐薫(ソ・フン)国家情報院長が今月13日に安倍晋三首相と会談を行った際の椅子が注目を集めていたことによる。昨年5月に文大統領の特使として派遣された文喜相議員、同年12月に康京和(カン・ギョンファ)外相、最大野党・自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表が安倍首相と会談した際に、安倍首相よりも“格下”の低い椅子が用意されていたためだ。しかし13日の会談で徐院長には安倍首相と同じ椅子が用意された。
さらに「ということは、その慣行を韓国がまねしても問題ないよね?」「今後中国から特使が来たら、座布団を敷いて座ってって伝えなきゃ」と皮肉交じりの声も。
一方で一部のユーザーからは「受け入れた韓国側にも問題がある。低姿勢の外交はもうやめにしよう」「そもそもなんで報告に行くの?報告する義務がある?聞きたい方が(韓国に)来たらいい」と指摘する声も上がった。レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年3月27日火曜日
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