2018年3月29日木曜日

原発200基分!ソフトバンクとサウジが21兆円の太陽光発電計画

総額21兆円、世界最大級の太陽光発電事業が明らかになりました。日本のソフトバンクグループが、石油依存からの脱却を目指すサウジアラビアが進める計画に全面的に協力します。
ソフトバンクグループの孫正義社長は27日、サウジアラビアのムハンマド皇太子とアメリカで会い、世界最大規模の太陽光発電計画を共同で進めることで合意しました。

ソフトバンクグループによりますと、計画では2030年までに総額2000億ドル、日本円にして21兆円を投じてサウジアラビアの各地に太陽光発電所を建設します。

発電能力は合わせて2億キロワット、原子力発電所およそ200基分に相当する規模になるということです。

中東のサウジアラビアは石油に依存した経済からの脱却を目指して、王位継承者のムハンマド皇太子が構造改革を進めていて、今回の太陽光発電の計画もその一環です。

ソフトバンクグループとしては、サウジアラビアの政府系ファンドから出資を受けて設立した10兆円規模のファンドから1000億円余りを拠出する予定で、国家的なプロジェクトをともに進めることで関係をさらに強固なものにしたい考えです。

サウジ皇太子「大胆かつリスクも」
ソフトバンクグループとの間で合意した世界最大級の太陽光発電計画について、サウジアラビアのムハンマド皇太子は、27日、「とても大きな一歩だ。大胆かつリスクもあるが成功に至ることを期待したい」と述べました。

サウジアラビアの国営通信は、今回の計画を通じて10万人の雇用を国内に生み出せると伝えており、ムハンマド皇太子が経済改革を加速させる成果として、その意義を強調したいものと見られます。NHKニュースより

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