中国は宇宙開発の分野で世界をリードする国の1つと言えるだろう。2011年9月に中国は軌道上実験モジュール「天宮1号」を打ち上げたが、この「天宮1号が地表に落下するのでは」という見方がある。中国メディアの今日頭条は22日、天宮1号の落下に対して日本が強い関心を抱いていると主張する記事を掲載した。
「天宮1号」に関しては様々な憶測が飛び交っているが、一部では「制御不能で地表に衝突する可能性がある」といった報道があるのも事実だ。記事は、日本では「北海道付近に機体の破片が落下するかもしれない」と報じられたゆえ、「天宮1号」が特に注目を集めていると伝えた。
この件に関しては中国は2016年に公式に「任務を終えた天宮1号はデータの送信を済ませた後、南大西洋に墜落させる予定」と発表されていると紹介。また、欧州やロシアの宇宙局も「天宮1号」の動きを絶えず追跡、把握していると主張し、大気圏に突入する時間や地点も計算し制御できているため、予想外の事故や恐れられているような地表への落下は生じないと主張した。
続けて、日本での報道は誇張されている節があるとし、これは積極的に宇宙開発を行う中国の動きを快く思っていないことの表れであると主張。さらにNASAの専門家も「天宮1号が地球を周回する動きは地上で把握しているものとほぼ誤差はなく、大気圏から直接南大西洋の落下地点へ向かう」と分析しているとし、日本が恐れているような「北海道に墜落する確率」は「人に雷が落ちるよりも低い」と論じた。
天宮1号について中国のエンジニアは「機体の一部は大気圏で燃え尽き、残りも南太平洋へ落下するためどの国にも影響を与えることはない」と述べている。こうした発言のように、日本に影響が出ないことを期待したいところだ。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年3月27日火曜日
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