2018年3月31日土曜日

日本にジャガイモ輸入拡大要求 米報告書

米通商代表部(USTR)は30日、2018年版の貿易障壁報告書を公表した。日本に対し、米国産品への「広範囲に及ぶ障壁の撤廃を促す」とし、ジャガイモの輸入拡大などを要求した。自動車市場の一段の開放も引き続き求めた。
 
日本は17年9月、病害虫の発生で停止していた米西部アイダホ州からの生鮮ジャガイモの輸入を11年ぶりに解禁した。日本が輸入する米国産ジャガイモの産地は16州に増えたが、報告書は「輸入は毎年2~7月に限定されている」と不満を示し、日本産の端境期に限っている輸入時期を広げるように求めた。

農産物では、米国は牛海綿状脳症(BSE)の発生リスクが最も低い国に国際的に認定されているとし、牛の月齢による輸入制限の撤廃を改めて要求した。

自動車については、認証に関する独自基準や試験手続きなどが非関税障壁になっているとし「米国メーカーの日本市場への参入機会が不足していることに強い懸念を表明する」と指摘した。産経ニュースより

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