北朝鮮が平壌(ピョンヤン)郊外の衛星管制総合指揮所近くに新たな建物を建設していることが明らかになった。
米国の北朝鮮専門メディアNKニュースが24日に明らかにしたところによると、最近北朝鮮の衛星管制所周辺で最小2棟の建物が工事中だ。昨年4月23日のグーグルアースの衛星写真では見られなかった建物が今月16日のプラネットラボの衛星写真では確認できるという。昨年5月から工事をしたとみられるとNKニュースは分析した。
平壌の普通江(ポトンガン)流域にある衛星管制所は北朝鮮の国家宇宙開発局所属だ。2015年4月に金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長がここを訪問し、同年9月に米CNNを通じ外部に公開された。北朝鮮国営メディアが「リアルタイムで衛星打ち上げを見られる」と自慢した施設だ。
NKニュースは、北朝鮮がこの建物を作るのは衛星打ち上げ計画を持続しようとする意図と関連があると説明した。また別の北朝鮮専門メディアの38ノースのカーティス・メルビン研究員は「写真が何なのかに対しては明確に話せないが衛星管制所を拡張するものとみられる」と話した。メルビン研究員は「この建物は地下施設の上にある。博物館や職員に向けた文化空間かもしれない」と付け加えた。
北朝鮮専門メディアであるノースコリアテックを運営するマーティン・ウィリアムス氏は「もしこれが衛星管制所の一部ならば追加衛星打ち上げを控え施設を拡大したもの。北朝鮮が宇宙計画に真摯だという点を示すもの」と話した。中央日報より
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2018年3月25日日曜日
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