2018年3月27日火曜日

中国で韓国車不振、シェア3%台に下落―韓国メディア

2018年3月26日、中国メディアの参考消息網は、中国で今年に入り、韓国の自動車メーカーの市場シェアが3%台に落ちるなど不振が続いているとする韓国メディアの報道を紹介した。

韓国・聯合ニュースによると、韓国の自動車メーカーの中国市場でのシェアは、2014年に9.0%とピークを記録して以降、減少傾向に転じ、17年の4.6%に続き、今年1〜2月には3.8%にまで落ち込んだことが、韓国銀行が25日発表した報告書で明らかになった。

報告書によると、高高度防衛ミサイル(
THAAD)の在韓米軍配備をめぐり中国で反韓感情が高まった17年初めにはシェア2.9%まで低下したが、同12月には6.6%まで回復し、今年に入り再び急落した。

報告書は、韓国の自動車メーカーのシェアが減少した要因として、中国メーカーの価格競争力の向上や日本メーカーの市場開拓の強化などを挙げている。

今年1〜2月、現代自動車の中国合弁法人である北京現代の販売台数は前年同期比29.4%減少し、ランキングで10位まで落ちた。一方で、中国メーカーのSUVと電気自動車の販売台数は前年同期比10〜20倍も急増している。

報告書は「韓国企業が生き残るには、市場のトレンドを正確に把握し、新エネルギー自動車やスマート自動車に関連する技術への投資と研究を継続しなければならない」と提言している。レコードチャイナより

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...