2018年3月27日火曜日

日本や日本人にとって、サクラとは一体どういう存在なのか

中国メディア・騰訊網は25日、「サクラは、日本文化にとってどんな存在か」とする記事を掲載した。

記事は、「サクラは日本民族の象徴であり、日本人の心のなかで、かけがえのない地位を築いている。サクラは、ほんの一瞬のきらびやかさを惜しまないという日本人の精神と美学を表しているのだ」とした。

また、「サクラは他の花とは違う特別な存在である。日本人は古くからサクラを『春の化身』と捉えてきた。サクラが順調に咲くかどうかが、1年の天候が順調で五穀が豊かに育つかどうかを意味してきたのだ。サクラが咲く時分、人びとはサクラの木の下に集まり大いに飲んだり歌ったりして春を謳歌するとともに、神様の加護を願うのである」と説明している。

さらに、古代から続くサクラを見る習慣は江戸時代以降民間にも広まり、「花見」という日本語は基本的にサクラの花を見る行為を指すまでになったと紹介。「春を告げるという意味だけでなく、短い命のは儚さ、その生命を終える時の潔さが、日本人がサクラを愛する所以になっているという。満開の花が春風に揺られてひらひらと落ちる姿は非常に美しく、その悲壮さや感傷的な様子に人びとは涙を流す。日本文化におけるヒーロー観と人生の価値と一致するのだ」と伝えた。

記事はこのほか、日本人がこよなく愛するサクラは、シチュエーションによってそれぞれ異なる表情を見せるとも説明。朝日に映えるサクラが美しい「朝桜」、黄昏色に染まる「夕桜」、暗さと静かさの中で独特の美しさを放つ「夜桜」などの言葉が日本語にもあると紹介している。サーチナより

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