2月8日の菅官房長官会見で、名護市長選挙の結果について「明確に簡潔に」「質問に移って」と注意されながらも「演説」し政府の見解を質した東京新聞の女性記者が、呆れたように笑みを浮かべた菅長官に対し「笑うところではないと思います」と注意する場面がありました。
「笑うところではないと思います」
この日、女性記者はまず米国による北朝鮮への追加制裁について「20万人の子供たちが栄養失調に直面している」と指摘し、追加制裁を疑問視する観点から政府の受け止めを尋ねましたが、菅長官は「米国が発表したこと」「日米韓がしっかり連携して圧力を最大限まで高めていく必要がある」と動じません。
すると女性記者は次に名護市長選の結果を取り上げ、「選挙戦では辺野古のへの字も言うなとか」「米軍再編交付金の新たな交付も」などいつも通り政府に批判的な立場から「基地反対の市民や県民の意向が全く政府に顧みられなかった」などと述べ、県民や市民の思いに寄り添った判断が行われていなかったと感じる、見解を、と追及しようとします。
女性記者の質問は「質問に移って下さい」「要点を明確に簡潔にお願いします」「質問に移って下さい」と何度もアナウンスが流れるほどで、演説のようでもあったためか菅長官が呆れたように笑みを浮かべると女性記者が「笑うところではないと思います」と不快感を露わにする場面も。
結局菅長官からは「選挙は結果が全てであります」とはねつけられた上、「相手候補は必死に埋め立て阻止を訴えたんじゃないでしょうか」と逆に皮肉を呈された形で、今回の質問は終了していました。
度々叱責されるこの女性記者は菅長官に対し逆に苦言を呈したことも過去にあり、最近では12月22日に挙手しても会見を打ち切られる、と不満をぶつけましたが菅長官から「運営は記者会」「そちらで話し合って」とかわされていました(関連記事)。
また2017年9月には官邸が東京新聞に対し注意文書を送付していたことによって「私への誹謗中傷が進んでいる」「政府としてはどう受け止めているのか」と質し話題になったことが知られています。東京新聞より
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
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